Tuesday, December 19, 2006

『薔薇をさがして・・・・』






今江&宇野コンビの第二弾。
父親が急死して、母とふたりで居酒屋をやっている十三歳のアキのお話。
古いジャズの『降っても晴れても』のゆっくりとしたピアノ。
女のひとの後ろ姿が銀色ウサギに見えた。





毎週ひっそりと昭夫にだけ見える銀色さん。
彼女の背中を思い出しながら、仕事をする。
夢の中でなくなった父と話した昭夫は、銀色さんが誰なのか気がつくのですが・・・。

恋というよりはただ気がかりな想い。
父と会えたと喜んでいた銀色さんは、では、ほんとうは・・・。
母が針を落とした『薔薇をさがして』が流れて来て、いまの気持ちにぴったりだと思う昭夫。
まだ少年でありながら働かなければならないのだが、あまり不幸せには見えない。
必死になって生きるとか働くとかいうのとはちょっと違う。
時間がゆっくりと流れている気がする。

Sunday, October 22, 2006

あなたはだあれ。





まだ、名前も知らないの。

Sunday, September 24, 2006

亜米利加朝顔。




園芸品種ヘブンリー・ブルーの親となった朝顔。
空の色をしたこの花は、ちいさくて可憐。

精一杯腕を伸ばして、生まれたところを目指しています。

Wednesday, July 12, 2006

モジズリ(捩摺)






くるくる捩れているの。
嫌いなんじゃないの。

すきだから、どうしたらいいのかわからないの。


・・・怖いの。


 

Saturday, July 01, 2006






あれから十日も経ったから、きっともう食べられてる。

Sunday, May 28, 2006

金鎖 きんぐさり





黄色の藤。
金鎖。
うつくしい。
毒がある。
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ひとを惹き付けずにはおかない。

Monday, May 15, 2006

えびね








勝手にケンカを買われてるのだろうか。






Friday, May 12, 2006

苧環(おだまき)。





彼の書く文章が好きなのではなく、彼が、彼のことが好きなのだ。
だから、自分の言葉を遣われるのは腹が立つ。

彼自身の言葉で、自分のことを好きだと言って貰いたいのだ。
拒絶しているようで、ほんとうはこんなにも求めているのに。




自分でも、気がついてるくせに。

Wednesday, May 10, 2006

雨あがり




まぶしい。

Thursday, April 27, 2006

八重紅枝垂





カメラを構えると、さあっと風が吹いて来る。

Sunday, April 02, 2006

花ひらくとき




昨日まで吹雪いてたのに。
咲くときを知ってるジュリアン。

Saturday, March 18, 2006

いっぱい




はじけそうなくるみボタン。

Thursday, March 09, 2006

Sunday, March 05, 2006





春、だ。

Sunday, February 19, 2006

フリル





アザレア。
なんていう名前がついてるのかはわからないけど、冬を彩る姿は健気だ。









525円・・・買えばよかった?

Thursday, February 16, 2006

めばえ





こぼれ種が芽吹いた。






この頃、以前「・・・なら軽蔑します」と言われたこと思い出す。
どうして彼女はそんな脅し文句を使ったのだろう。
この言葉は言ったほうが言われた相手よりも上の立場にいなければ、効果がない。
言われたほうがその相手に嫌われたら困る時や、協力を得られないとき、または仕事や生命に関わることをされたら困る場合に限られる。

自分は誰からも尊敬されなくてもどうということはない。
ただ、ここにいることを認めてもらえさえすれば良い。
脅されても、嫌われても、生きている。